外構の見積もりはどうすればいい?外構の見積もりでチェックしたいポイント

外構の見積もりはどうすればいい?外構の見積もりでチェックしたいポイント

「外構工事の見積もりはどこに依頼すればいいの?」と悩んでいませんか?

外構工事の依頼を何度もしたことがある人は少ないでしょう。そのため、外構工事をする際の依頼先や見積りの取得方法など、困ることもあるかも知れません。しかし、外構工事を「失敗した」と後悔しないためには、見積りを取得することがおすすめです。

そこで本記事では、外構工事の見積もりについて紹介します。見積りのチェックポイントや必要なものを把握し、満足のいく外構が出来上がるようにぜひ参考にしてみてください。

目次

外構工事の見積もりの必要性

外構工事の見積もりの必要性

前述したように、外構工事をする際は見積もりを依頼することがおすすめです。また、複数社から見積もりを取得する相見積もりをすることで、より納得のいく外構工事ができる可能性があります。

なぜなら、外構工事の依頼先によって、デザインや金額に差がでるからです。

例えば、A社・B社に依頼した場合、以下のような見積りに違いがあるケースも考えられます。

A社では予算を重視したデザイン。好みではなく希望していたウッドデッキがつけられない。
B社は、希望していたウッドデッキがあるものの予算を大幅にオーバーしている。しかし、希望通りのデザイン。

どちらに依頼するかは施主様のご希望や条件によるでしょう。しかし、このように見積りや提案段階で、依頼先の特徴がでるケースがあります。

施主様との相性を比較するためにも、見積もりを取得することがおすすめです。

外構工事のスケジュール

外構工事のスケジュール

見積もり取得する前に、外構工事のスケージュールを紹介します。

外構工事にかかる期間は、規模やデザインにもよりますが約2週間〜2ヶ月が目安です。さらに打ち合わせの期間を含めると、1ヶ月以上期間が必要になるでしょう。

以下は、一般的な外構工事の流れです。

  • 依頼先・外構業者を探す
  • 見積もり依頼
  • 見積もりに対しての打ち合わせ
  • 外構工事契約
  • 工事着工
  • 工事終了

気になる見積もりにかかる時間は、1週間〜1ヶ月ほどが目安です。さらに、見積もりを受けて、変更してほしい箇所や予算を考慮した修正など打ち合わせを重ねることがほとんどです。

工事着工に必要な見積もりが完成するまでは、1ヶ月以上かかることもあるため、マイホームが完成したあと、直ぐに綺麗な外構を作りたいといった場合は、マイホームの工事と並行して外構工事の打ち合わせをすることになります。

また、外構リフォームなどの場合も見積もり取得や打ち合わせを重ねているうちに、季節が変わり、すぐに工事に移れないといったこともあるかも知れません。外構工事の完成時期に希望がある場合は、早めに見積もりを取得することがおすすめです。

外構工事見積もりに必要なもの

外構工事見積もりに必要なもの

では、見積もりを取得する際に必要なものはあるでしょうか?ここでは、見積もり取得をスムーズにさせる2つを紹介します。

設計図

まず、設計図です。住宅の設計図があると外構業者のスムーズな見積もり作成に役立ちます。住宅の外構は、単に住宅の外観をキレイに整えるだけではありません。生活スタイルに合わせて家族が暮らしやすい導線やプライバシーを保護するフェンスや生垣の高さなどを決めることも重要な外構の役割です。

設計図を提出することで、詳しく見積もることが可能になります。特に、配置図と平面図は、正確な見積り作成に役立つため、提出することがおすすめです。

その他見積もりに役立つ設計図
立面図  建物を外から見た時の図。窓や基礎の高さがわかります。
パース図 デザインイメージを伝えることに役立ちます。
仕様書  外壁の色などがわかれば、色選びに役立ちます。

デザインイメージ

どんな外構デザインにしたいか、イメージを伝えます。イメージを伝える際は具体的に伝えることがポイントです。「おしゃれな外構」と一口に表現しても、人によっておしゃれと思うデザインはさまざまなため、「おしゃれ」と漠然とした表現で伝えてしまうと、イメージしていたデザインと違うと落胆してしまうかも知れません。

そこで、どんな外構にしたいのかイメージを具体的に膨らませることがおすすめです。

  • ペットや子供がいるので、外で遊べるようにウッドデッキが欲しい。
  • ナチュラルな雰囲気にするため、レンガや南欧風の門柱が欲しい。
  • 駐車スペースは広めに作りカーポートをつけて自転車も置きたい。

住んでいる状態をイメージしながら、デザインの希望とその理由をまとめます。イメージを具体的にまとめることで、依頼先にどんなデザインでどのように使用したいのか、具体的に伝わり、予算や敷地条件に合わせた最適な提案が可能になるでしょう。

さらに、デザインについては、写真を集めて伝える方法も有効です。先ほどの例のように、「おしゃれ」と呼ばれるデザインはさまざまです。シンプルなデザイン、スタイリッシュなデザイン、和風・洋風など、デザインの種類も豊富です。ご自身がどんなデザインが好みなのかはっきり伝えるために、インターネットや雑誌などから集めた写真を提出すれば、イメージと違うといったケースを防げるでしょう。

外構工事見積もりの依頼先

外構工事見積もりの依頼先

外構工事の見積もりに必要な物が揃ったら、いよいよ見積もりを依頼します。見積りの依頼先は主に以下の2つです。

ハウスメーカー

ハウスメーカーに外構工事を依頼するケースです。ハウスメーカーに依頼する場合は、自宅を担当したハウスメーカーであるケースがほとんどです。そのため、担当者をすでに知っている安心感や自宅について熟知しているため、スムーズに依頼ができるでしょう。

ハウスメーカーが直接外構工事をすることはなく、提携しているエクステリア業者が工事します。もちろん、自宅を担当したハウスメーカーの紹介のため信頼して依頼できるのですが、一方で仲介手数料などが工事費用には含まれていることもあり、費用が高くなることがデメリットです。

また、デザインにこだわりたい場合、希望するデザインが受け入れてもらえなかったり、費用がプラスされるといったことも心配されます。

外構業者

外構工事を専門としている業者に依頼するケースです。専門業者ならではの、外構に関しての豊富な知識と経験から最適な提案をしてくれます。さらに、デザインに関しても柔軟な業者が多く、唯一無二・こだわりの外構を作りたい人にとっておすすめです。

ハウスメーカーと比べ、直接外構業者に依頼するため、仲介手数料などがかかりません。費用対効果よく工事ができるメリットがあります。しかし、たくさんの外構業者から依頼する業者を選定することは難しいかもしれません。業者によっては、工事の質が悪いところもあり、口コミや実績をよくチェックすることが大切です。

複数業者に見積もり依頼をする・担当者との相性など、焦らずじっくり依頼先を見つけることで、オリジナルの外構を依頼できる点が外構業者の特徴です。

外構工事の見積もりのチェックポイント

外構工事見積もりをのチェックポイント

見積もりを取得した後は、どこをチェックすればいいでしょうか?丁寧な見積もりほど、工事内容が詳細に書かれています。ここでは、必ずチェックしておきたい2点を紹介します

工事費用

工事にかかる費用です。総額は一番わかりやすいポイントではないでしょうか?しかし、工事費用の総額だけを比較し安い業者へ依頼せず、工事費用の内訳や詳細なども細かくチェックしておくことがポイントです。

工事範囲や内容、使用する材料などをよく見ることで、提案について理解できます。わからないことがあった場合は、素直に聞くことが大切です。

諸経費

見積りの中に、諸経費があります。一般的には、総額の10~20%が相場です。しかし、他の工事費用に諸経費を含めて計算し、諸経費の項目は安く記載する業者もあるため、しっかり確認していきましょう。

諸経費は、人件費やアフターフォローなどの経費などが含まれます。諸経費が高いと、見積もりに不信感を持ってしまう方もいますが、工事をする上で必要な費用です。諸経費が高い・安いと少しでも不安が感じられた際は、担当者に気軽にたずねて見ることがおすすめです。

外構工事見積もりのよくある質問

最後に、外構工事の見積もりによくある質問を3つ紹介します。これから外構工事を依頼する人はぜひ参考にチェックしてみてくださいね。

見積もりを依頼するタイミングは?

見積もりは、なるべく早めに依頼することがおすすめです。前述したように、見積りを依頼してから提出までは1週間〜1ヶ月かかることがあります。

例えば、新築完成と同時に外構も完成させたい場合は、同時進行する必要があるでしょう。引越し前に完成させたい場合は、住宅を設計する際に合わせて外構の相談もしておくと安心です。

予算・イメージをはっきりさせるべき?

予算やイメージは、具体的に伝えることがベストです。満足度の高い提案をしてもらうためにも、予算やイメージは伝えましょう。特に予算が曖昧な場合、デザインにも差が出ることがあります。

予算20万円と200万円では、デザインの幅も工事内容も大きく異なります。デザインは業者と相談しながら決めていくことも可能ですが、どのくらい予算がかけられるのか具体的にしておくことがおすすめです。

相見積もりは必要?

前述したように、業者によって得意・不得意な施工があります。また予算を重視した業者やデザイン力が高い業者など、業者によってもさまざまな特徴があるでしょう。

相見積もりを取得することで、より納得のいく提案を受けられるケースがあります。ハウスメーカーに紹介された業者で心配な点があった場合は、外構業者に依頼することも可能です。

その際は相見積もりをしていることや、依頼先決定後には速やかに断りの連絡を入れておくなど対応しましょう。

まとめ

満足のいく外構を作るためにも見積もりは大切です。また、複数社から見積もりを取得する相見積もりは、予算や業者との相性を比較するためにも効果的でしょう。

見積もりの依頼から提出までは時間が必要なため、なるべく早く依頼することがおすすめです。その際は、自宅の設計図やデザインイメージを共有できる写真などを提出すると、具体的な提案が受けられます。

丁寧な見積もりは、工事費用や諸経費など詳しく詳細に記載されているため、わかりにくいと感じるかもしれません。その際は、素直に質問することで不安をなくし、安心して依頼できる業者を探すことに役立ちます。

暮らしやすさをサポートする外構にするためにも、焦らずじっくり見積もりを依頼してみてくださいね。

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