子供が遊べる庭ってどんな庭?庭づくりのポイントは?

失敗しない新築住宅外構のポイント

お子さんがいるご家庭では、大人の目の届きやすいお庭で安心・安全に遊んでほしいと思うこともありますよね?

お外が好きなお子さんのいるご家庭は、自宅の中での遊びに飽きてしまい、外出や公園に出かけなくてはいけないことも・・・

しかし、お庭で子供たちが遊べれば、外出するための準備が少なくなりや大人も自宅でリラックスして過ごせます。

そこで今回は、子供が遊べる庭について紹介します。どんな庭にすればいい?安全・安心に遊べる庭づくりのポイントは?とお悩みの方はぜひ参考にご覧ください。

目次

子供が遊べる庭とは?

子供が遊べる庭とは、どんな庭でしょうか?走り回れる庭?土遊びができる庭?子供たちが楽しめることはもちろんですが、安全に遊べることが一番大切ではないでしょうか?

お庭は、道路に面していることもあり、飛び出し防止が必要です。また、転んで大怪我をしないように、注意することも大切でしょう。

次の章では、子どもたちが安全に遊ぶためのお庭のポイントをまとめました。

子供が安全に遊べる庭のポイント

前述したように、飛び出しや怪我など子どもたちの遊びには心配事がつきものです。そこで、子どもが遊べる庭づくりのポイントを4つ紹介します。

飛び出し防止

まず、飛び出し防止をしましょう。

ボールが敷地外に出てしまいとっさに追いかけてしまう子どもたちもいます。また、気になるものを見つけて、大人が目を離したすきに飛び出してしまうことも考えられるでしょう。

大人も子どもも安心して過ごすために、塀やフェンスなどを設置することがおすすめです。

子どもが簡単に開けられない扉をつけたり、遊ぶスペースをフェンスで囲んだりと子どもたちがすぐに飛び出さないような工夫をしましょう。

大人の目が届く

大人の目が届く範囲で子どもたちが遊べるように工夫すると、安心できるでしょう。

例えば、ウッドデッキを設置して、子どもたちはお庭で遊んでいる中、大人はウッドデッキの椅子に座って過ごすなど、子どもたちがすぐに見える範囲で遊べると安心できます。

ウッドデッキがなくても、リビングからすぐ見える範囲にすることで、目が届きやすくなります。

転んでも安心できる

子どもはよく転びますよね?転ぶたびに膝に擦り傷ができてしまうお子さんもいるのではないでしょうか?

そこで、お庭は芝生を敷くことでクッション性をプラスします。砂利では、転んだ際に怪我がひどくなってしまう可能性があります。

しかし、柔らかい芝生であれば、転んだ際も安心できるでしょう。

天然芝は、1年を通してお手入れが難しいというご家庭もあります。その際は、人工芝を検討してみることがおすすめです。人工芝は初期費用こそ、天然芝より費用がかかるケースが多いですが、その後のメンテナンスのしやすさから人気があります。

プライバシー保護

人通りの多い通りに面したお庭では、通行人の視線が気になることもあるのではないでしょうか?

塀やフェンスは、子供の飛び出し防止にも効果的ですが、プライバシー保護にも役立ちます。

夏になれば、お庭でプールを楽しむことがありますよね?そんな時も外部の視線から子供たちを守れるお庭であれば、心からプールを楽しむこともできるでしょう。

子供が遊べるお庭のアイデア

子供たちが遊べるお庭は、安全や安心に配慮したデザインが大切です。ここでは、具体的なお庭のアイデアをまとめました。子供たちがたくさん遊んで過ごせるお庭が理想的ですが、子供たちが遊ばない時でも家族が楽しめるお庭だと、より満足度が高いですよね?

そんなお庭のアイデア6つをぜひチェックしてみてください。

ウッドデッキ

子どもが遊べるお庭に人気のウッドデッキ。リビングから直接お庭に出られ、子どもたちの遊びのスペース以外にもバーベキューを楽しめる、洗濯物が干せるなど家族みんながよろこぶ使い方ができる点が人気です。

最近では、人工木のウッドデッキも多くなっています。天然木に比べてメンテナンスの頻度が少ないことが人気となっています。また、天然木では劣化してしまうと、木にささくれやとげができてしまい、怪我の原因になることもあります。

子どもたちが安全に過ごすためには、人工木のウッドデッキもぜひ検討してみてください。

さらに、夏の暑い日にプールを広げたりバーベキューをしたいと言った場合は、オーニングの設置がおすすめです。オーニングとはテラスのあるカフェでよく見かける布製の屋根です。

日陰ができることで、夏の日差しから子どもたちを守ることに役立ちます。

テント

べランピングという言葉をご存じですか?グランピングという、ホテルのようなキャンプスタイルが流行っていますが、自宅でキャンプ気分を楽しむべランピングも人気があります。

べランピングのように、自宅のお庭にテントを設置して、キャンプ気分を楽しむのはいかがでしょうか?テントを設置することで、子どもたちは秘密基地のような特別感を味わいながら楽しめます。

また実際にキャンプに行くよりも、自宅で楽しめるため、食材の準備が簡単なことや自宅のトイレなど普段と同じ生活ができます。知らない土地で楽しむキャンプも魅力がありますが、子ども連れでは準備が多く大変なこともあるでしょう。

自宅でキャンプ気分を楽しめれば、準備も少なく安心して大人も子供も楽しめます。

砂場

砂場も子供たちがよろこぶポイントです。砂場として、お庭の一部にレンガや砂を使って作るのもいいでしょう。

砂場で遊ぶことが少なくなったら、花壇として活用できるように工夫しておくことで、子供たちが成長した後もお庭を楽しめます。

ブランコ

ブランコは、子どもたちが大好きな遊具のひとつです。ブランコを設置することで、お庭で遊ぶ機会も増えるのではないでしょうか?お庭に設置できるブランコは、組み立て式と吊り下げ式があります。

吊り下げ式は、木や柱に取り付けるタイプです。簡単に設置できるため、キャンプなどの持ち運びにも便利でしょう。組み立て式は、吊り下げる柱がお庭になくてもブランコが設置できる点が魅力です。また、ウッドスタイルのブランコが多く、お庭のアクセントにもなりおしゃれな雰囲気も感じられます。

大人も座れるベンチタイプなら、子どもたちが遊び終わった後も、ガーデニングの一休みやお庭でのくつろぎタイムに使用できますね。

芝生

安心してお庭で遊べるためには、転んだ際の対策も考えておくことがおすすめです。前述したように、芝生はクッション性があるため、芝生の上で転んでも大きな怪我をするリスクが軽減されます。

もし、砂利や土のままであった場合、ひざや手に大きなすり傷やきり傷ができてしまうかもしれません。夏の暑い日などは、薄着になるため肌の露出も増えてしまいます。大きな怪我のリスクを減らすために、芝生を検討してみましょう。

芝生は天然芝と人工芝の2種類があります。天然芝は自然の雰囲気が魅力ですが、その分メンテナンスも必要です。雑草取りや芝刈りなどのメンテナンスに加え、日当たりや使用状況によっては一部が枯れてしまい、茶色くなってしまうこともあります。

人工芝は、1年中青々とした緑が楽しめる点がポイントです。一方で、四季を感じられないことはデメリットに感じる方もいるでしょう。天然芝と比較すると、導入コストは高くなりますが、メンテナンスがほとんどいらない点は、忙しい人にとってはメリットです。

夏の暑い日は、人工芝が暑くなることや、基本的に人工芝の上ではBBQができない(火が使えない)などの注意点があります。

ご家族のライフスタイルに合わせて、芝生を検討してみましょう。

水栓の設置

最後に、水栓の設置を紹介します。

夏になると、子どもたち用のビニールプールをお庭に広げることもあるでしょう。その際に、近くに水栓がないと自宅内などから水を運ぶ手間があります。水栓がお庭にあれば、簡単に水をプールに入れられます。

また、砂場で遊んだ手足を自宅に入る前に洗い流すことにも活用でき、自宅を清潔に保てるメリットもあるでしょう。お湯も出るタイプを設置すれば、より活用的です。

もし子どもたちが成長し使わなくなっても、水栓はガーデニングの水やりに有効活用できます。

水栓がお庭にあることで、砂場やプール遊びが手軽に遊べるようになるでしょう。ぜひ水栓の設置も検討してみてくださいね。

まとめ

子どもが遊べるお庭は、安心・安全であることが大切です。

そのために、以下の4つのポイントをお庭作りの参考にしてみてください。

  • 飛び出し防止
  • 大人の目が届く
  • 転んでも安心
  • プライバシー保護

子どもはふとした瞬間に、意外な行動をとることも多いですよね。飛び出し防止や転んだ際の対策をすることで、より安全なお庭づくりに役立ちます。

さらに、お庭で楽しむために、子どもたちが喜ぶアイテムを活用することもおすすめです。

砂場は、土に触れながら子どもの想像力を高めることにつながるでしょう。子どもたちが成長した後は、ガーデニングに再利用することで長く楽しめます。

さらに、テントやブランコはなどで、遊べるポイントを増やすこともおすすめです。

子どもたちは楽しく、大人は安心できるお庭作りのために、ぜひ参考にしてみてください。

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